1番人気攻略

狙ってはいけない1番人気「5つの条件」

1番人気の信頼度が格段に落ちる5つの条件

単勝1番人気を無条件で買い続けた場合、下記のような成績になります。

人気 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 データ数
1番人気 31.7% 50.8% 63.5% 77 83 22784

やはり、当該レースで最も多くの評価を集めているだけあって非常に高い確率で馬券に絡みます。

そんな1番人気ですが、「勝率20%台・単勝回収率60%台」と通常よりも格段に信頼度が下がる5つの条件が下記です。

項目 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 データ数
馬体重439kg以下 26.9% 46.3% 59.7% 66 79 1743
馬齢6歳以上 26.7% 45.0% 56.4% 69 76 976
キャリア21戦以上 26.3% 45.0% 59.4% 68 80 1893
前走10~18着(同クラス) 21.0% 38.5% 50.7% 67 81 442
休み明け2戦目 28.2% 46.9% 59.1% 69 78 3632

※前走との間隔が10週(中9週)以上開いている馬を「休み明けの馬」と定義

まず、「馬体重439kg以下の馬」です。馬体重が軽い馬でも名馬になることは充分にあり得ますが、ボクシングで階級があるように一般的には馬格がある馬の方が走る可能性が高まります。それは筋肉量の問題であったり、トレーニング・調整のしやすさの問題であったり様々ですが1番人気で馬体重が439kg以下になっている場合は要注意です。

続いて、「馬齢6歳以上の馬」と「キャリア21戦以上の馬」になります。いずれにも共通しているのが“上積みが少ない”という点です。成長途上である馬の前走2着と高齢馬の前走2着は競馬新聞上では同じ2着ではありますが、前者は今走でさらなるパフォーマンスが期待できる一方で、後者は能力が衰えている可能性もあります。1番人気は前走の成績が良い馬がなるケースが多いですが、例え成績が良いとしても上積みが少なそうな馬はマイナスです。

次に、「前走10~18着馬」が挙げられます。多くの馬が前走成績が良い馬が1番人気になりますが、血統馬であったり、スタートで大きく出遅れたりと不利があった馬などは前走成績が悪くても1番人気になることがあります。しかし、多くの場合は“過剰人気”になっていることが多く、勝率が非常に低く数値面では厳しい結果となっています。

最後に、「休み明け2戦目」の馬です。休み明けを叩いて2戦目で勝負という言葉を良く聞きますが、実際には上積みがあるケースと、逆に休み明けしか走らないケースもあり、一概に勝負できるとは言えません。また、休み明け2戦目の馬で1番人気になっているということは前走に良いパフォーマンスを見せており、2戦目の次はさらなる上積みをと”希望観測”的に1番人気になっていることが多いのですが、休み明けで好走した場合は2戦目でパフォーマンスを落とす”2走ボケ”という状態に陥りやすくなります。数値面でも明確に表れているように休み明け2戦目の馬を過剰に期待するのは危険です。

1番人気が予め負けることがわかっていれば競馬に勝つことができます(詳しくはこちらの記事を参照)。以上5つのパターンに該当する1番人気は疑ってかかるようにして下さい。

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